将棋 久保が逃げ切り、2勝目…王将戦・第3局(毎日新聞)

 静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で10日から行われた第59期王将戦七番勝負の第3局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、掛川市、静岡新聞社・静岡放送後援、掛川信用金庫、ゼロの会協賛)は11日午後7時10分、141手で挑戦者の久保利明棋王(34)が羽生善治王将(39)を破り、対戦成績を2勝1敗とした。残り時間は久保2分、羽生8分。第4局は17、18の両日、松江市のホテル一畑で行われる。

【棋譜を完全収録】王将戦 第3局 久保棋王が制し2勝目

 久保が果敢に攻めて優位に立ち、終盤に一瞬、ヒヤリとしながらも逃げ切った。

 久保は銀を捨てて竜を作り、羽生の飛車を奪って攻め立てる。5五角(131手目)で勝負は決まったかと思われた。だが、王手角取りの筋があり、控室は騒然とする。

 羽生は単純な王手角では届かないと見て、1七香(136手目)と打った。対する2八玉が冷静な一手で、久保の玉は寄らない。終了図以下は7五玉、8四銀、7四玉、7三成桂で後手玉は詰む。【山村英樹】

 ◇自信はなかった

 久保棋王の話 攻めが続くかどうかの勝負になり、重い攻めなので、それほど自信はありませんでした。3七角成(128手目)を軽視して、少し怪しくなりました。

 ◇82手目悪かった

 羽生王将の話 7六飛(82手目)がまずく、いっぺんに悪くなりました。6六飛と指すべきでしたか。1七香(136手目)で1五飛から角を取っても、負けているようです。

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